Bossの日記

2012/9/29 アメリカの軽便鉄道

昨日の話の続きです、アメリカの軽便鉄道に関する本も2冊いただきました。

写真1は山国のコロラド州にあったナローゲージのコロラド・アンド・サザン鉄道です。標準軌の大きな鉄道を建設するのが無理な急峻な山々に対しては、写真のような小さなナローゲージの鉄道が建設されていました。コロラドのナローラインにはこのような絶景ポイントがたくさんあって、旅行者を楽しませてくれますが、建設工事や保線は大変だったことでしょう。

写真2を眺めていると北海道開拓使の弁慶号や義経号を思い出しました。どうも日本の標準サイズの鉄道は、アメリカにとってはナローゲージの軽便鉄道だったのでしょう。

写真3はコロラド・アンド・サザン鉄道ナローゲージ末期の主力機関車で、大きさは日本のC56クラス(60tクラス)でしょうか。やっぱりアメリカのロコはでかいですね。同じコロラドのナローラインであったD & RGW鉄道にはD51(130tクラス)と同じくらいのサイズの蒸気機関車がたくさん在籍していました、そのうちの一部は今でも観光鉄道で現役です。

コロラド・アンド・サザン鉄道は後に立派な標準軌の鉄道に改築され、300t以上もあるようなアメリカ的サイズの大型蒸気機関車が活躍するようになりました。