Bossの日記

2012/9/28 イギリスの軽便鉄道

表紙

今年の6/23と24に京都見物のお供をしたトムさんから、そのお礼というわけでアメリカとイギリス(写真1)のナローゲージの本が届きました。

私は永らく鉄でしたが、特に興味を持っているのは軽便鉄道。19世紀のイギリスはお金持ちの鉄道先進国。

クルー工場の小型蒸気機関車

写真2はロンドン・ノースウェスタン鉄道のクルー工場(蒸気機関車の検査や修理をしていた)で、構内運搬用として使われていたナローゲージの小型蒸気機関車、自重は1トンあるのかな。ゲージ(軌間)は1フィート6インチ=457o、大きさはリヤカーよりも少し大きいぐらいかな? こんな小さな蒸気機関車が実用になったのでしょうか?当時の日本だったら人が荷車で運搬していたことでしょう。

スレートの採石場

写真3はスレートの採石場で使われていた産業用ナローゲージの蒸気機関車。こんなに小さくても実用になったんですね〜。あまりに小さいもので、キャブ(運転室)を設けることができなかったのでしょう。雨の日や雪の日はひたすらガッマン! 労働基準法や労働組合、人権思想なんて無かったからでしょう。