Bossの日記

2011/3/3 病院、入院、手術!

ステント

ニューインです! 先週、ちと息切れがひどいので負荷心電図検査をしてもらったら「狭心症の疑い濃厚」と言われました。CTやMRIはやっても無駄、明らかな症状だそうです。今まで検査のための入院は1回だけ経験がありましたが、治療のための入院はこれが生まれて初めて。頭はともかく、体は丈夫だったんですがね〜。いろいろと初体験。最近の病院はお医者さんも看護婦さんも実に優しいですね。30年前の怖〜い外科医と意地悪そうな看護婦のイメージが溶けちゃいました。

昼から2泊の予定で入院したのは市内の普通の規模の総合病院。オーバーナイトの駐車が駄目なのは玉に傷。病院食はまあ旨い方ですね、ちと味が薄いけど醤油の代わりにレモンで味付け。

今までいろいろな乗り物に乗ったけど、車椅子は生まれて初めて。なかなか気持ちの良いもんですな。写真のような豪華版3階建て4注射の点滴スタンドがお供です。チューブやケーブルでなんだか体がスパゲッティ・ミートソースになったみたい。最近の点滴用注射針はやわらかい材質で痛くないですね。

右腕の動脈からカテーテル(細い金属のワイヤー)を押し込んで心臓の表面にある血管の内側から検査と掃除。予想していたよりも重症で、3本ある大きな血管の内2本が詰まっている。一度に一本しか掃除できないので、危ない方(造影剤がまったく流れない)を掃除してステント(血管を広げるステンレスの金網)を入れました。来週もう一度入院して同じ手術。

「ほっといたらどうなりますか」と聞いたら「持っても4月でしょうな」に仰天! これから少し穏やかで緩やかな生活を心がけませう。なにせ出来てから60年以上も休み無く稼働してるんですから。痛い苦しいは我慢なんかしても無意味ですね、おかしいと思ったらすぐに病院へ。早いと安く楽に治ります。私はガマンしていたから、痛いのとたくさんお金を使いそうです。